2024年は全部で34冊の本を読みました。
例年に比べて少なめで、図書館通いもあまりできていなかった年でした。
しかしそれでも、ビジネス書、小説、ハウツー本、漫画とジャンルは幅広く読めていました。
その34冊の中で特に読んで良かった本を5冊選んでみたのでご紹介します。
60%の力でうまいこと結果を出す思考100
私の悩みとして、100%の力を出してうまくいかない。うまくいかないのに100%出しているからとてもしんどい。というものがありました。
「60%の力で」という文言が気に入って手に取ったこの本なのですが、60%の力をどこに注ぐことで効率的に「うまいこと結果を出す」ことができるのかというTipsが100掲載されていました。
仕事における人間関係、夢を叶えるとはどういうことか、人に好かれるとは……と幅広い分野の話が網羅されていました。
人の悩みのほとんどは人間関係である、と言われるように「仕事をする上で”やりやすくなる”人間関係の作り方」にスポットを当てた話は私の悩みにとてもフィットしていました。
人間関係にリソースを割きすぎて自分の力を使いすぎて疲れている人にとてもおすすめです。
また、夢を叶えるためのモチベーション維持の方法にも触れています。
非常に短い文章で100のTipsが載っているので読みやすさも高かったです。
スマホ1台で動画制作はじめます!
2024年はショート動画の制作を始めた年でした。
その際、参考にしたのがこの一冊。
「ショート動画制作のアプリをなんとなく触って、なんとなく動画っぽいものを作ってみる」のレベルから一歩ステップアップするのにぴったりでした。
動画制作の基礎をまずは学んでみたいよ、という方にとてもおすすめです。
この本で学んだ基礎はiPadやPCでの動画制作にも応用できるものなので、入門書として薦めたい1冊でした。
時間術大全
フリーランスなど働き方を自分で決める必要のある人が「いい仕事をするための時間の使い方」を知るためにぴったりの一冊。
1日の中に集中する時間を作り、その時間に集中するための工夫を知る。
また、1日のスケジュールを最適化するための振り返りと再構成の方法もありました。
この本では「ハイライト」「レーザー」「チャージ」「チューニング」の4つの段階で時間術が紹介されていました。
ハイライト:なんのために時間を作るのか
レーザー:どうやってその時間に集中するのか
チャージ:集中するためのエネルギーをどう補給するのか
チューニング:時間の使い方が最適になるように調整する
時間に集中するためのデジタルデバイスとの付き合い方が私は特に参考になりました。
時間の使い方に向き合いたい方におすすめです。
TAKE NOTES!
「ツェッテルカステン」と呼ばれるメモ術を紹介している本。
メモを並べ繋げることで数多のノート、論文が生まれるプロセスが素敵でした。
「ツェッテルカステン」はメモを箱に入れて並べていくメモ術ですが、これをシステム手帳やルーズリーフを活用して作成することもできるように思えました。
また、Notionを使ってデジタル媒体で作成するのも面白そうです。
「手帳術」「メモ術」を深掘りしたい人にぜひ読んでほしい1冊です。
もう少しだけ、そばにいて
最後は漫画の紹介です。
交通事故で下半身付随になった同性の恋人を甲斐甲斐しく世話する男の話。
幸せだった恋人同士の暮らしに「交通事故」が暗い影を落とし、結婚ができないことの苦しさや交通事故が奪った夢、不自由な体を引きずって生きることの絶望。
ギリギリのバランスで保たれている二人の関係に胸が締め付けられました。
少しネタバレを含みますが「安楽死」に関するエピソードは何が正解なのかわからない不安感と強い動揺がありました。
読み終えた後、しばらく呆然としましたが、微かな希望も感じられる作品でした。
2025年の読書の目標
今年は図書館に通う習慣をつけようと本の取り寄せの予約をしました。図書館に通う習慣をつけることをまず一つの目標にします。
また今年は小説や漫画など物語をたくさん読みたいです。
ビジネス書やハウツー本もたまにはいいけれど、文学作品に触れる1年にしたいです。
多読のためには本を読む時間を確保することが必要です。
”読書をする時間を作ることが本への最大の敬意”
という言葉を私は大切にしています。
大切な読書のために時間を作ることが最大の目標です。
今年も良い読書体験をしていきますね。